昨年、リーダーとして「本気で著者になる出版ゼミ」を主催してから、
ちょうど一年が過ぎました。


そのことを会社のメルマガにも書かせていただいたところ、
好評だったため、こちらにも転載するような形で、
ご紹介したいと思います。 


☆☆(以下、掲載文)☆☆

最初はどのような方に来ていただけるかと思っていた

「本気で著者になる出版ゼミ」ですが、

非常に志が高く、そしてなにより人柄のいい方々が集まり、

結果的に、予想をはるかに上回る、すてきなゼミになりました。

 

それを物語るのが、

「出版決定人数」の多さです。

当初、グランプリ1名に出版をお約束する、

という予定でしたが、

みなさんゼミのあいだに急成長され、

多くの方の出版が決まったのです。

 

以降、各担当者とゼミ生とのあいだで、

企画をブラッシュアップし、

原稿のやりとりを重ね、

ゼミから一年がたったいま、ゼミ生の本が続々と刊行されています。

 

今月6月6日に配本となった、

私が担当した


『女の運命は髪で変わる』(佐藤友美 著)


もそのひとつ!

日本で初めて「髪」をテーマにした女性エッセイです。

 

著者は日本初にして、唯一のヘアライターである、

佐藤友美さんです。

せっかくなので今回は、

そんなゼミ生の本が実際に刊行されるまでの舞台裏を、

ちょっとだけお伝えしようと思います。

 

 

ゼミ最終日、

 

「絶対いい著者になる!」

 

そう言い放った佐藤さんの本気の目を見て、

「この人の本を作ろう!」と思ってから本づくりがスタートし、

何度も打ち合わせを重ねてきました。

 

当初は、ゼミのなかで作り上げた企画書をベースに、

より読者の心に響くにはどうすべきか、

それを話し合っていました。

 

でも、なかなかうまくいきません。

一見、内容もメッセージも整っているようで、

最後の最後、はらわたのいちばん下の下に、

なんか届いていないような気持ちが、

おたがいにあったのです。

 

煮え切らないまま、

一週間のうち三日も四日も会っては話し合い、

ときには早朝からインタビューをさせていただきながら、

「読者の悩み」と「髪の悩み」の共通点を探っていきました。

 

別の角度から全体の構成を考えて、

そしてまた「一見」うまくはまったような気がしては、

やっぱり一番下まで届かない。

それを何度くり返したことか……。

 

このままじゃ、見通しがつかないんじゃないか!

 

そんなギリギリの状態になったある日の深夜三時ころ。

電話で一時間ほど話をしたその先に、

 

ついに、

 

「これだ!!!!!!」

 

と思えるメッセージ、構成が見つかったのです。

 

じつはその電話は

 

「今までの一度ぜんぶ、なしにしましょう」

 

という話からはじまっていて、

いよいよどうなることかと迫り来るものがありましたが、

むしろそのおかげで、基本に立ち返り、

一番伝えたい、本当に大事なメッセージが浮かび上がってきたのだと思います。

 

それまでの度重なる、

ストリートファイトさながらのやりとりがなければ、

きれいにそぎ落とされたメッセージは決して生まれてこなかったでしょう。

 

もともと文章のプロフェッショナルである佐藤友美さんに、

ここまで構成を練っていただくことは、

通常ではありえないことかもしれません。

 

それでも、「本気で著者になる出版ゼミ」を通して、

本当に一から企画について一緒に練り上げてきた著者として

本気で、本づくりに向かいあってくれました。

 

深夜の電話ごしに話し合った一時間を、おそらく一生忘れません。

 

――そんな「格闘」の末に生まれたのが、

『女の運命は髪で変わる』(佐藤友美)です。

 

何十人もの人に意見や悩みを聞き、

それをもとに作った一冊で、

ヘアスタイルから白髪対策まで髪の悩みにこたえているのはもちろん、

髪で理想の自分をつくり、運命を変えていく、

そんな話が盛りだくさんです。

 

事前に読んでくださった方々からは、

何度もスクロールしなければいけないような、

びっくりするくらい長文の感想メールがいくつも届いていて、

「さっそく美容院予約しました」という人が、

続出しています。

 

髪の悩みを解消し、自分に自信が持てる一冊。

ぜひご覧ください。

 

ゼミ生の書籍は今後、

続々と刊行していきますので、

楽しみにしていただければと思います。

 

これからの出版業界で、

「ゼミ生・旋風」を起こす日が来るのも近いぞ!

と私は心の中でひっそりと、でも「本気」で思っていたりします。

 

☆☆☆☆


いかがでしょうか。
本を作るという過程に対してのストーリーが、 

ちょっとでも垣間見えたのであればうれしいです。

著者の佐藤友美さんは
出版ゼミ生とはいいながら、
出版業界に私よりも長く携わっている、
プロフェッショナルの方です。
(本当によくゼミにご参加くださいました。笑)

だからこそ、
本当に「いい本づくり」に向けて、
おたがいに妥協せずに力を出し合うことができたのでしょう。

『女の運命は髪で変わる』(佐藤友美 著)

978-4-7631-3563-6











この本は私の中でも人に誇れるすばらしい一冊となりました。
女性の方であれば、間違いなく人生が変わります。
髪との付き合い方が変わります。

こちらの「本づくりの裏側」については、
次の記事で早々にアップさせていただきたいと思います。

最後になりましたが、

すてきな著者を育て、
すてきな本をつくり、
すてきな読者に響く。


こんなすてきなことはありません。