私が初めて担当した本を出したのは今から8年前になります。
いま、そんな8年前の書籍が脚光を浴びようとしています。

それが
『わが家の母はビョーキです』(中村ユキ)
という本です。
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この本は「統合失調症」という精神疾患を描いた作品です。
 
著者の中村ユキさんのお母様は
著者が4歳のときに統合失調症を発症し、
以来、31年間にも及ぶ闘病生活を続けてきました。
 
このシリーズは、
壮絶ながらも、根っこには著者の温かな家族の絆を感じさせられる、
手前味噌ながらとにかくおすすめのコミックエッセイとなっています。

この『わが家の母はビョーキです』という本が
11月30日(水)の「ザ!世界仰天ニュース」(日本テレビ系)
で紹介されることになりました。
 

より具体的にいうと、
書籍の内容をもとに「脳の不思議スペシャル」と題して
統合失調症を描いた再現VTRが放送されるようです。


すでに次回予告の動画もHP上にアップされているので、
ぜひご覧ください。
私も見ましたが、とにかくすごい内容です。
たった十数秒の予告編ながら、
目が釘付けになってしまいました。


「ザ!世界仰天ニュース」(日本テレビ系)
http://www.ntv.co.jp/gyoten/


統合失調症という病気は、
当事者の方がカミングアウトしづらいために、
あまり表には出てこないことが多い病気です。
ですが統合失調症を発症する確率は「100人に1人」と言われており、
患者数は「がん」とほとんど変わらない
非常に「ポピュラー」な病気です。


統合失調症に限らず、
人知れず病気を抱える人はたくさんいます。
それは、あなたの大切な人かもしれません。


この本の担当編集者として、
統合失調症の「実情」をより深く知り、
社会的な「立ち位置」をより深く知り、
統合失調症「そのもの」をより知りました。


この本の担当編集者として、
障がいを持った家族とともに生きてきた一人として、
たくさんの当事者に出会い、
たくさんの家族に出会い、
うれしいことに、
本を読んで人生が変わったという人に、
たくさん出会ってきました。


統合失調症という病気だけに限った話ではありませんが、
精神医療の分野は、まだまだ表には出ていない分野です。


統合失調症を扱った再現ドラマは非常に珍しく、
それだけでも見る価値は存分にあると、
自信を持っておすすめします。


このVTRを見て、
病気の理解が進めばいいなと心から思うと同時に、
ぜひ、たくさんの人に『わが家の母はビョーキです』という本を読んでいただきたいと思います。
そして大切な人が病気になったときに、
大切にできるようになってくれたらいいなと思います。

中村 ユキ
サンマーク出版
2008-11-18






中村 ユキ
サンマーク出版
2010-05-24