最近、さまざまな出版社さんと
話をさせていただく機会があり、
それぞれの本作りに触れさせていただいています。

とくに最近は、
Discover21(ディスカバー・トゥエンティワン)さんと
本作りをご一緒させていただき、
大いなる刺激を受けておりました。

そしてついに、
9月26日(水)にご一緒させていただいていた
書籍が発売となりました。
それがこの一冊です。

『世界のトップリーダーに学ぶ  一流の「偏愛」力』(谷本有香著)

世界のトップリーダーに学ぶ 一流の「偏愛」力
谷本 有香
ディスカヴァー・トゥエンティワン
2018-09-26



Forbes JAPAN副編集長であり、
経済ジャーナリストとして雑誌にテレビにイベントに、
とにかく幅広く大活躍されている
谷本有香さんのビジネス書です。

この本、まず言わせてください。

これからの新時代の働き方を書いているのですが、
間違いなく刺激を受ける一冊だと思います!

私自身ももちろん、大いに刺激を受けました。

これからどんな人が仕事で生き残っていくのか、
どんな人に「価値」が生まれるのか、
どういう社会になっていくのか、
そういった、
「いま絶対に知っておくべきこと」
が本気で網羅された一冊です。

しかも難しくない!(これ、大事ですね)

これまで健康本等のジャンルでは、
どんな人に対しても、
「みんな読んでくれたら絶対にタメになるのに」
「これ読んだらほんとに生き方変わるよ」
という内容はたくさんありました。

しかしビジネス書ではなかなか、
すべての属性の人に対して、
「これは絶対参考になるから、読んだほうがいい」
という本を作ることはできません。

基本的には
テーマを絞った作り方になるからです。

しかし今回のこの本は、
千葉さんのすばらしい舵取りのもと、
すべての人にとって
「これから必要になること」
を書き切った一冊になったと言えます。

それだけでも、
出版業界の方は注目していいくらいだなあと、
編集者の私は思うばかりです。

ほんとに、年齢、性別、職業関係なく、
こんなにおすすめできる本はなかなかありません。

私と同年代の人は、
この本を読んでいるかどうかで、
これからの時代、大きな差がつくと言い切ってもいいように思います。

ではではこの
『世界のトップリーダーに学ぶ 一流の「偏愛」力』
とはどんな本なのか、
それを少しご紹介していきましょう。

谷本さんはこれまで、
新旧数々のトップリーダーにお会いし、
インタビューを通して成功の秘訣を聞いてこられました。

スターバックスの元会長、ハワード・シュルツ氏、
元イギリス首相、トニー・ブレア氏、
世界的な投資家のジム・ロジャーズ氏、

日本でいえば、
ヤフーCSOの安宅和人さんや
堀江貴文さん、落合陽一さんなど、

数え挙げればキリがありません。

その経験のなかでなにが貴重かというと、
長年トップリーダーたちに
インタビューしてきたことにより、

・リーダーとして新しい時代に「生き残り続けている人」
・リーダーだったけれど、表舞台からは退いた人

この両者の違いを
誰よりもリアルタイムでずっと見てきている、
という点です。

その経験を得たことにより、
「新しい時代を生き残るリーダーの条件」を
知ることができたといいます。

とくにこれからは
AIがますます社会、そして仕事の現場に普及して、
働き方が大きく変わります。

しかし、どのように変わっていくのか、
そのイメージはほとんどの人が
明確に持てずに悩んでいます。

企業であればどのように生き残っていくべきか、
個人であればどのような働き方にシフトしていくべきか、
多くの人が暗闇のなかで模索している状態です。

AI時代を生き残っていく人の絶対条件は、
「代替不可能な人物」になること。
つまり、「価値を創出」する人になることです。


ではどうすれば「代替不可能な人材」になれるのか、
もちろん、その答えも本書にはズバッと書いてあります。

とはいえ、、、
じつは谷本さん自身も、
その答えをすぐに見つけることは
なかなかできなかったといいます。

しかし、イノベータータイプの方々にスポットを当てる
Forbes JAPANの副編集長に就任し、
トップリーダーの方々の考えや習慣に触れるほど、
「代替不可能な人材」になるための答えは

「好きなことを仕事にし、仕事を楽しんでいる」

という一点に集約されることに気づいたといいます。

「なんだそんなことか」

そう思うかもしれません。
でも、トップリーダーたちに唯一共通するのが
この一点だけだった、
というのは非常に興味深いものがあります。

本書ではそこからさらに展開を広げていきます。
ここからの展開はまさに2時間ドラマ、
いや、SF映画の大作を見ているかと思うほど、
さまざまな知識や分析、提案に満ち溢れており、
私たちの心を揺さぶってきます!

これからはいかに「好きなこと」をするか、
それができる人に価値が生まれる。
そういう時代に突入していきます。

そしてそれは、たんに好きというレベルではなく、
「偏愛」と言えるほどのものかどうか。
この「偏愛」がタイトルにもあるよう、
本書のキーワードです。

これからの時代、
「偏愛力」のある人ほど、
「共感」を得ることができます。

そして「偏愛」によって「共感」を集めた人にだけ、
「信頼」という価値が生まれるのです。
書籍ではこれを

「偏愛」+「共感」=「信頼」

という図式で紹介しています。

企業はもちろん、
これからは個人ベースで「信頼」がないと、
間違いなく生き残ってはいけません。

たとえば中国では個人の信頼が
「ジーマ信用(芝麻信用)」という形で
点数化されるようになっており、
その点数の高さによって受けられるメリットが
大きくなります。

就活や婚活でもこの「ジーマ信用」のスコアが
活用される動きが出ているというから、
それほど信頼という価値観が社会に浸透しています。
(いやはや、すごいですね)

また、配車サービスの「Uber」では、
利用者がドライバーさんを評価することで、
ドライバーさんの評価が点数化されます。
たとえばアメリカのドライバーが
そこで高評価を得ると、
アメリカ国内だけではなく違う国でも
働けるほどの信頼と権限を持てるといいます。

つまり、国という信頼を超えて、
個人が得た「信頼」によって、
経済がまわる社会へと突入しはじめているのです。


残念ながら世界に比べると、
日本はまだこの動きが浸透していませんが、
これから近い将来、
そうなっていくことは間違いありません。

そんな「個人」が重視される時代に、
好きなことをしながら、
好きな仲間と仕事をして成果を出し、
自分の家族を大切にする時間も持つ。

それを「偏愛」という視点から描いた本書を
ぜひご覧いただければと思います。

新時代のリーダーになるための本であり、
AI時代を生き抜くための「案とヒント」を提供する本であり、
自分の働き方を見直すための本であり、
仕事で成果を出したいと悩んだときに読みたい本でもあります。

この内容をお書きになれるのは、
たんにトップリーダーの方々にたくさん出会ってきたということではなく、

新旧のトップリーダーをリアルタイムで見続けており、
かつ、
これからの社会がどう変革していくのか、


その両方の知識をお持ちの谷本さんだからこそだなと
思うばかりです。


細かい本作りの裏側については、
また別途、触れる機会を持てたらなと思いますが、
それに限らず、またいろいろ触れていきたいと思います。 

だってこの本、
本当に注目ポイントが多いのでね!

一流の偏愛力①